遭難から3日後にご家族からの捜索依頼を受け、捜索開始から数時間でご本人と思われる方を発見致しましたが、非常に残念な結果となりました。
今回遭難された方は、登山計画書の提出・山岳保険加入・GPS持参などしっかりと準備し入山されておられました。このため、早期の発見ができ、捜索費用もご家族のご負担にならずに済んだことだけは不幸中の幸いです。
栃木・群馬百名山の根本山では、今年に入り、遭難事案3件目の出動になります。遭難は上級者ルートではない一般登山道で発生しております。また、登山道は標識も少なく道迷いしやすい山です。
登山は、その一歩で生死が分かれる箇所があり、その一つの判断で自ら遭難を招く事態になることもあります。自身で確実な判断ができなければそこに留まり動かないことも大切です。一歩一歩を確実な判断で山と向き合っていただきたいと願います。
ニュース記事:
Comments