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道志村女児不明事件・山岳遭難捜索の専門家として

最終更新: 2019年10月8日

山梨県道志村での女児行方不明について、山岳遭難捜索ネットワークを運営する(株)マウンテンワークスの代表・三苫育が、山岳遭難捜索の専門家としてテレビに出演致しました。



以下、三苫代表のコメント。


「先日、山岳捜索の専門家として、山梨県道志村の女児不明事件の件でフジテレビのグッディという番組に出演してきました。


現場に行って感じたことは、捜索の難しさでした。登山や渓流釣りといった目的をもった大人の遭難では、ある程度目的がはっきりしているので捜索対象が絞りやすいのですが、子供の遭難となると捜索対象を選ぶのが非常に難しいのです。もちろんセオリーとなる沢筋や林道わきの急斜面などは警察や消防、自衛隊がくまなく探してはいますが、それでも見つからないとなると、捜索範囲を広げるか他の可能性を考えることしかできません。


ただ、以前にあった北海道や広島の行方不明事件以上に、丹沢の地理は急峻かつ複雑で、見切れていない可能性もあります。と、同時にあまりに急峻なので小学生が林道や登山道から踏み出した瞬間に滑落するなど、そう奥まで行けない地形でもあります。

そういった地形での捜索となるのでボランティアにもそれ相応の登山技術が必要になってきます。


大規模捜索は終了との報道がありましたが、今後もボランティアで捜索に行かれる方は多いと思いますので、登山道や林道から一歩踏み出す捜索を行う方は、最低でも2名1組での行動、ヘルメットやロープといった安全装備の携行と操作技術をもってボランティア活動に従事していただきたいと思います。」



以下、山岳遭難捜索ボランティア時の心得と装備について。捜索ボランティアに参加される方はご参照ください。

これらは捜索時における最低限のものです。これ以外にも捜索時・発見時における様々な知識や技術が求められます。注)基本的に山岳地における活動経験に乏しい方の捜索は非常に危険であるため推奨しません。